ブライアン・イーノとジャー・ウォブルの1995年の共同作品『SPINNER』です。惜しくも他界したデレク・ジャーマンの初期映像を集めた、1994年のモンタージュ映画『グリッターバグ　デレク・ジャーマン1970-1986』の音楽担当をしたブライアン・イーノがその映画音楽の素材を基に、元P.I.L.（パブリック・イメージ・リミテッド）のベーシストであるジャー・ウォブルと共演した作品です。

表題曲「Spinner」と「Transmitter and Trumpet」でのドラムはカン（CAN）のヤキ・リーベツァイトが参加した、エクスぺピメンタルかつアンビエント・アルバムです。また、イラン出身の個性的な女性アーティストのSussan Deyhimが「Unusual Balance」でヴォーカル参加しており、中東風な雰囲気が漂うアヴァン・エレクトロなナンバーとなっています。

ラストの曲「Left Where It Fell」のクレジットは7分2秒と記されていますが、シークレットのようなかたちで2つに分かれた20分を超す曲となっています。

1990年作品　US盤　Gyroscope　GYR 6614-2　【CD】　

盤質：B+　ジャケット：A

【収録曲】
1.　Where We Lived
2.　Like Organza
3.　Steam
4.　Garden Recalled
5.　Marine Radio
6.　Unusual Balance
7.　Space Diary
8.　Spinner
9.　Transmitter and Trumpet
10.a.　Left Where It Fell
10.b.　Iced World (Edit)


↓★タイトル曲「Spinner」です♪