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サラ・ブライトマンの2000年発売の『LA LUNA　ラ・ルーナ』です。タイトルにあるように「月」をテーマとした優美かつ耽美なアルバムです。稀有なるソプラノのディーヴァ、サラ・ブライトマンの美声が堪能できる秀作です。

クレイグ・アームストロングの「This Love」で始まり、スコットランドの民謡を補曲したサイモンとガーファンクルで有名な「スカボロー・フェア」、エンニオ・モリコーネによる「La Califfa」をイタリア語で収録していて感激です。またフランスのジャン＝ジャック・ゴールドマンの「Elle Ne Me Voit Pas」を「She Doesn't See Him」の英語曲で、そして、偉大なるシャンソン歌手ダミアで有名な「暗い日曜日」はビリー・ホリディ調の物憂いジャズ＆ブルースでの英語カバーとなっています。ベートーヴェンの「Figlio Perduto」、ロシアのラフマニノフのロシア語で歌われる「How Fair This Place」、ドヴォルザークの歌劇『ルサルカ』のアリア「La Luna ラ・ルーナ」など息を呑むような圧巻の美しさです。そんな全曲サラ・ブライトマンの美の世界で貫かれた名作です♪

各国版で収録曲や曲順が異なるのですが、本作では「La Luna ラ・ルーナ」の後にシークレット・トラックとして、1999年のワールド・ツアーで歌われたビー・ジーズのヒット曲「First Of May 若葉のころ」のカバー曲がライヴ・ヴァージョンで収録されています。

2000年　ドイツ盤　EastWest　8573-82883-2　【CD】
歌詞付き　22ページ・美麗カラーブックレット仕様
Original.　オリジナル盤　

盤質：A　ジャケット：A

【収録曲】

1.　This Love
2.　Scarborough Fair
3.　Figlio Perduto
4.　La Califfa
5.　Here With Me
6.　Serenade
7.　How Fair This Place
8.　Hijo De La Luna
9.　She Doesn't See Him
10. Solo Con Te
11. Gloomy Sunday
12. La Luna
（シークレット・トラック）
13. First Of May (Live)




↓★サラ・ブライトマンの「Figlio Perduto」ライヴ・ヴァージョンです♪